小千谷市の盃凧

大正時代に生まれたと言われる盃凧は、両脇の風袋(ふうたい)が奴凧の様に開放していません。風を捕まえるように袋状に閉じてあり、風が少ない小千谷の地でも良く揚がる凧です。その作りには微妙なしなやかさが求められ、竹骨の削り出しと立体的な紙張りが実に見事です。

 

昭和中期「イカ屋」とよばれる凧屋は風体を制作する店舗と絵を描く店舗に分かれており、数多くの店舗があったと言われておりましたが、電線が張り巡らされた時代から子供達の凧遊びは次第に薄れ店舗も姿を消し、今ではこの盃凧を制作できるのは、東 利一さん(小千谷市在住)ただ一人となりました。新潟県で凧揚げといえば白根の大凧合戦が有名ですが、風が少ないこの地域で生まれた盃凧は、富山県や青森県の凧揚げ大会でよく上がる凧として有名だそうです。小千谷の地を訪れることがありましたら空を見上げてみてください。

 

盃凧販売所

 

小千谷市総合産業会館 サンプラザ

住所 〒947-0028 新潟県小千谷市城内 1-8-25

TEL 0258-83-4800

URL http://www.ojiyasunplaza.jp/index.html

 

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